辰野金吾氏の作品「日本銀行」からスタートし、美しいドームの「東京駅丸の内駅舎」を巡り、「トラヤ トウキョウ」で限定土産を購入。明治時代の英国ヴィクトリアン時代の建築様式の復元された「三菱一号館」を見学後、皇居外苑で美しい「二重橋」へ。最後に和カフェを求めて、国の重要文化財としてディテールが美しい三菱UFJ信託銀行本店ビル 1Fにある「HIGASHIYA man 丸の内」でティータイムへ。東京駅・丸の内エリアに残されている明治から対象・昭和初期の美しい近代建築遺産を巡りながら、洗練された和菓子にも触れ、目でも心からも豊かになれるコースです。
スタート:A-東京メトロ三越前駅―(2分/0.159㎞)→B-日本銀行―(8分/0.649㎞)
→C-ここ滋賀―(13分/1.09㎞)→D-とらや 東京ステーションホテル内―(1分/0.066㎞)
→E-東京駅―(4分/0.369㎞)→F-三菱一号館美術館―(6分/0.515㎞)
→G-皇居外苑・二重橋濠―(11分/0.839㎞)→ゴールH-HIGASHIYA man 丸の内
?距離:約3.7㎞/約49分(立ち寄り箇所時間約2時間45分)/約5120歩/151カロリー(?0.9個) 女性35歳、身長160cm、体重50kg、歩幅72cmとして計測
日本橋三越本店にも直結している三越前駅!
【11:00AM】 東京メトロ三越前駅
東京メトロ銀座線、半蔵門線の2路線が通る三越前駅は、日本橋室町町にあり、三越をはじめ日本銀行、マンダリンオリエンタル東京 、三井記念美術館、コレド室町などの人気観光施設に便利に駅です。
国の重要文化財である貴重な建築や巨大金庫を見学できる 日本銀行本店!
【11:05AM】日本銀行(見学30分)
銀座線三越前駅から徒歩4分の日本銀行本店があります。2024年に新1万円札の誕生でも話題の日本銀行です。1896(明治29)年、東京駅と同じ辰野金吾氏設計による日本人建築家の手による初の国家的な近代西洋建築です。全体をバロック調とした建物は、ベルギー国立銀行やイングランド銀行を参考に設計されました。外観は古典主義建築、中庭にはドリス式の様式が、正面・中庭・西面の2階から3階を貫く双柱にはコリント式の様式が見られるほか、正面中央にはドーム(丸屋根)を冠しています。
館内は本館・貨幣博物館など平日は毎日無料で見学も可能です。事前予約制は60分、当日見学は30分です。国の重要文化財に指定されている本館の中庭や旧営業場、1階の展示室、旧地下金庫等を見学でき、本館の建物内はガイドの解説付きです。オンライン学習やオンライン見学も充実していて、VR体験も可能です。子供から大人まで楽しめる見学です。 ここでしか硬貨型チョコレートや買えないお札のせんべい、お札のタオルなどのお土産も種類豊富で、海外の方からも人気です
- 日本銀行
- 住所:東京都中央区日本橋本石町2丁目1-1
- 電話:03-3279-1111(代表)
- 見学時間:月曜日~金曜日(1)11:00~12:00、(2)15:15~16:15の2回※予約見学は1時間、当日見学は予約不要で30分
- 定休日:土日祝、12月29日~1月4日
- 見学料金:無料
- アクセス:東京メトロ銀座線「三越前」駅A8出口より徒歩4分
- オンライン動画:にちぎんオンライン見学バーチャルツアー
近畿の隠れたグルメの宝庫 滋賀のアンテナショップ ここ滋賀!
【11:45AM】ここ滋賀(給水10分)
日本橋の交差点にあるここ滋賀は、近畿地方の隠れたグルメ県滋賀のアンテナショップです。琵琶湖の恵や、近江牛から地酒など、気になるものがいっぱいです。また給水スポットとしての活用も可能です。スタッフの方にボトルを渡すとお水が入れて頂けるシステムです。給水ついでに地方の銘品チェックしちゃいましょう。
- ここ滋賀
- 住所:東京都中央区日本橋2-7-1
- 電話:03-6281-9871
- 営業時間:マーケット:10:00〜20:00/地酒バー「SHIGA’s BAR」: 平日 10:00〜22:00 土日祝 10:00〜21:00
- 定休日:不定休
- 支払方法:カード可
- 支払方法:キャッシュレス決済可
- アクセス:東京メトロ・都営地下鉄「 日本橋」駅B6、B8出口よりすぐ
- オンライン動画:ここ滋賀公式チャンネル
東京駅限定お菓子が魅力の トラヤトウキョウ!
【12:10】トラヤ トウキョウ(買物15分)
トラヤ トウキョウは、2012年東京駅新駅舎オープンと共にリニューアルオープンした東京ステーションホテル内2階にあります。
東京駅丸の内駅舎を支える、百年前の赤煉瓦が間近に見られる店内では、トウキョウ店限定のお菓子が頂けます。ショップではとらや商品はもちろん、御殿場にある「とらや工房」「とらやパリ店」「TORAYA AN STAND」が購入可能です。トウキョウ店限定商品ではパリ在住の画家、P.ワイズベッカー氏が描いた東京駅丸の内駅舎をパッケージにデザインした「TORAYA TOKYO小形羊羹」が手ごろで一番人気です。その他にも、パリ店以外にはここでしか手に入らない「ポワールキャラメル羊羹」や、「アールグレイ饅頭」はお茶だけでなく紅茶にも合う洋菓子としても人気です。
併設するレストランではホテルのカフェらしく赤煉瓦に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で、TOKYOプレートなどのお菓子のスペシャリテから、炊き込みご飯やカツサンドなどのお食事メニューも頂けます。
- トラヤ トウキョウ(東京ステーションホテル内 2F)
- 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
- 電話:03-5220-2345
- 営業時間:10:00~20:00 (喫茶19:30 L.O.)
- 定休日:無休
- 支払方法:カード可
- キャッシュレス決済可
- アクセス:JR東京駅丸の内口より直結
- オンラインショッピング:とらやオンラインショップ
1914年建築当時の姿がよみがえった東京のシンボル 東京駅丸の内駅舎!
【12:30】東京駅丸の内駅舎(見学10分)
総工費500億円をかけて2012年に復元された東京駅は、1914年の辰野金吾氏建築当時の姿で復元されました。ルネッサンス様式やバロック様式などと言われている辰野式フリー・クラッシック様式は、中央棟の南北に両翼を長く延ばした地上3階建、南北にシンメトリーに置かれたドームが特徴です。必見はドーム型の天井にある干支や動物の美しいレリーフです。八角形のドームの内側には、方角を示す8つの干支のレリーフが埋め込まれています。8つあるアーチの最上部にはめ込んであるキーストーンの装飾は、豊臣秀吉の兜をモチーフがあるので、是非見つけてみてください。東京駅はその姿がオランダのアムステルダム駅に似ていますが、その真偽は不明です。ただ、同駅や米ニューヨークのグランドセントラル駅とは姉妹駅の提携を結んでいます。
毎年クリスマスシーズンに行われるイルミネーションでは、東京駅丸の内駅前広場、行幸通りエリアで行われ、東京駅が美しく浮かび上がり、色鮮やかなプロジェクションマッピングなどもあり、東京の風物詩ともなっています。
レリーフには方位に合わせて十二支が入っています。8つのみのため、真東、真南、真西、真北を示す「卯(う)」、「午(うま)」、「酉(とり)」、「子(ね)」は外されています。
- 東京駅丸の内駅舎
- 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
- 電話:050-2016-1600(JR東日本お問い合わせセンター)
- 営業時間:電車走行時間
- 定休日:年中無休
- 支払方法:カード可
- キャッシュレス決済可
- アクセス:JR東京駅/丸の内線東京駅直結
- オンライン動画:東京駅音声ガイドツアー
ヴィクトリア様式の建築が美しいジョサイヤ・コンドル設計の三菱一号館!
【12:45】三菱一号館美術館(見学30分)
2010年、忠実に明治時代の英国ヴィクトリアン時代の建築様式の復元された「三菱一号館」はJR東京駅から徒歩5分にあります。日本で最初の近代オフィスビルとして建てられました。ニコライ堂などで知られる英国人建築家ジョサイア・コンドルによる設計です。見どころはレンガ色の美しい外観はもちろん、中庭やガス灯です。
美術館には19世紀末の美術品や工芸品を収蔵し、特に、ロートレックのリトグラフ・ポスターのコレクションは有名です。また当時のヨーロッパで流行したジャポニスムをテーマとした陶磁器、銀器、ガラス作品なども収蔵しています。イベントも多数企画されていて、特にナイトミュージアムやトークイベントが人気です。
1階「Cafe 1894」があり、銀行の窓口やガラス越しのカウンターなどレトロな雰囲気の店内は100年前の英国のカフェのようです。メニューは展覧会タイアップメニューや、英国パブのようなメニューからフレンチまで味にもこだわった洋食が頂けます。また、カフェでは「相棒」や「半沢直樹」という有名なドラマのロケ地にもなっています。
- 三菱一号館美術館
- 住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
- 電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
- 営業時間:ミュージアム10:00 ~ 18:00/カフェ11:00〜21:00
- 定休日:毎週月曜日/年末、元旦、展示替え期間※臨時の開館・休館の場合あり
- 支払方法:カード可
- キャッシュレス決済可
- アクセス:JR「東京」駅丸の内南口より徒歩5分
- オンライン動画:三菱一号館美術館公式チャンネル
皇居正門前に掛かる美しい鉄橋 二重橋!
【13:25】皇居外苑・二重橋(散策20分)
「二重橋」は俗称で、正式名称は手前の石橋が「正門石橋」、奥の鉄橋が「正門鉄橋」と呼ばれ、皇居前広場から皇居正門(二重橋門)にかけられた石橋を渡り、正門をくぐって直角に2度曲ったところにかかる鉄の橋です。1888年(明治20年)12月、ドイツ人のウィルヘルム・ハイゼ氏による設計です。明治宮殿が竣工する前年に完成しました石造りアーチ橋には、花崗岩が使用され、照明灯や高欄を含め、西洋建築の意匠が採用されています。旧江戸城西の丸の大手門前にあたり、西の丸下乗橋と呼ばれていました。もとは木造で、橋の上に橋を重ねる二重の構造であったことから,一般に二重橋と呼ばれていました。
正門・鉄橋は新任の外国大使の皇居訪問の際など、儀式用に使用されています。毎年年末年始に行われるライトアップは、二重橋をはじめ、鉄橋の欄干装飾灯、正門、伏見櫓、坂下門、大手門など、皇居一帯がライトアップされ、より幻想的で美しい佇まいを見ることができます。
- 皇居外苑・二重橋
- 住所:東京都千代田区皇居外苑1-1
- 電話:03-3231-5509(一般財団法人国民公園協会 皇居外苑)
- 営業時間:公園は24時間/休憩所10:00~16:00/売店10:00~15:30
- 定休日:無休
- 入園料:無料
- 支払方法:カード可
- キャッシュレス決済可
- アクセス:東京メトロ千代田線「二重橋前」駅 B6または2出口より徒歩約2分
- オンラインショッピング:一般財団法人国民公園協会公認皇居外苑銘柄商品取扱ショップ
ひと口菓子が人気の HIGASHIYA man 丸の内!
【14:00】HIGASHIYA man 丸の内(お茶60分)
丸の内仲通りに面した「HIGASHIYA man 丸の内」は、三菱UFJ信託銀行本店ビル 1Fにあります。国登録有形文化財である低層部の日本工業倶楽部会館は日本では数少ないセセッション様式です。
中には入場無料の『三菱UFJ信託銀行 信託博物館』があり、国内外の信託の歴史、小説のシーン、著名人の思いなどを展示しています。
「HIGASHIYA man 丸の内」は、和の落ち着いた空間で店のコンセプトにもなっている蒸したての饅頭を筆頭に、和菓子、日本茶、器類を販売する店です。店の奥には茶と菓子を提供する茶房も併設されています。細部にこだわったお店のトータルプロデュースはアンダーズ東京など手がけた緒方慎一郎氏です。カウンター8席のみの茶室で、ランチもかねて和のアフタヌーンティー 茶間食(さまじき)を頂いてみるのも良いかもです。
【一の盆】季節のおこわ 【二の盆】間食(玉子焼、胡麻豆腐、棗バターなど) 【三の盆】和菓子いろいろ(羊羹、カステラ、ひと口果子、季節の生菓子など) 【お茶】約30種類のメニューよりお好みのお茶2種が選べます。
- HIGASHIYA man 丸の内
- 住所:東京都千代田区丸の内 1-4-5 三菱UFJ信託銀行本店ビル 1F
- 電話:03-6259-1148
- 営業時間:11:00 ~ 20:00(茶房 19:00 ラストオーダー)
- 定休日:無休
- 支払方法:カード可
- キャッシュレス決済可
- アクセス:東京メトロ 丸ノ内線 東京駅 M10出口より徒歩1分/東京メトロ 丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線 大手町駅B1出口より徒歩1分
- オンラインショッピング:HIGASHIYA Online Shop