映画版『きのう何食べた?』は大人の京都一人旅にうってつけのコースです。
三年坂や南禅寺、高台寺のライトアップという定番もありながら、節約家でグルメのシロさんチョイスらしく、錦市場の「タコタマゴ」を食べたり、リーズナブルで美味しいうどんやの「日の出うどん」や、甘味茶屋の「あぶり餅のかざりや」に行ったり。また女子力高いケンジのために、縁結びで有名な「八坂庚申堂」や「今宮神社」にもチョイスしています。泊りも大人旅らしく素敵なお庭と京料理が有名な「旅館八千代」に泊まっていたりと、大人旅となっています。
今回はウォーキングナビのスタッフが平日午後早めに上がって1泊2日で行った際のスケジュールで、
甘味好き・カフェ好きのため、プラス立ち寄った甘味処「月ヶ瀬」、南禅寺参道にあるブルーボトルコーヒーThe Lounge -Kyoto-などもプラスさせて頂きました。
スタート:
1日目 A-烏丸駅(8分/0.629㎞)→B-錦市場 櫂KAI(5分/0.431㎞)→C-月ヶ瀬 京都高島屋店(24分/1.80㎞)→D-産寧坂・八坂の塔(6分/0.546㎞)→E-大黒山 金剛寺 八坂庚申堂(6分/0.478㎞)→F-高台寺(26分/2.02㎞)→G-八千代旅館⇒1日目ゴール
2日目 A-八千代旅館(8分/0.601㎞)→B-南禅寺石灯篭(1分/0.033㎞)→C-南禅寺三門(3分/0.194㎞)→D-南禅寺水路閣(すいろかく)(8分/0.726㎞)→E-日の出うどん(21分/1.73㎞)→F-平安神宮泰平閣(たいへいかく)(2分/0.177㎞)→岡崎公園➡特別バス50分➡今宮神社前→G-あぶり餅かざりや⇒2日目ゴール
1日目◆約5.9㎞/約1時間17分(立ち寄り箇所時間約1時間55分)/約7,872歩/240カロリー(🍙1.6個) 2日目◆約3.3㎞/約徒歩36分+バス50分(立ち寄り箇所時間約1時間50分)/約4,376歩/133カロリー(🍙0.88個) 女性35歳、身長160cm、体重50kg、歩幅72cmとして計測
京都の台所、錦市場の最寄駅!
【14:00】 烏丸駅
京都市下京区にある四条通と烏丸通が交わる交差点にある駅です。京都駅から上がる地下鉄烏丸線の四条駅と、隣接しています。京都について、まずは京都の台所「錦市場」に行きたい時はここが最寄りの駅です。
タコの頭の中にはなんと?!
【14:10】 錦市場 櫂KAI(飲食約15分)
錦市場を寺町通りに向かって西に進んだ麩屋町通りと御幸通りの真ん中あたりにあるのが、おつまみやふりかけが人気の「櫂(KAI)」さんです。ここで大人気のお土産と言えば、食べ歩きの定番にもなっているタコタマゴです。ビジュアルがとにかくかわいい。てりてりのタコは、甘辛く柔らかくに付けてあり、頭の中にはなんとウズラ玉子が入っています。欧米を中心にタコはデビルフィッシュとして食べない習慣がありますが、日本に来てお寿司や煮物なので初めて食べてハマる外国人の方も多いそうです。
- 錦市場 櫂KAI
- 住所:京都市中京区錦小路通御幸町西入鍛冶屋町216
- 電話:075-212-7829
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:無休
- 料金:タコタマゴ 1個250円
- アクセス:阪急京都線「烏丸」駅下車 徒歩 10分
- 錦市場 櫂お取り寄せサイト
あんみつやぜんざいと言えば、月ヶ瀬! ・・・ロケ地外
【14:30】月ヶ瀬 京都高島屋店(飲食約30分)
京都であんみつやぜんざいが食べたい時に、一番に名前が上がるのが「月ヶ瀬」さんです。堺町が本店ですが、一年中混んでいます。そこで穴場なのが、京都高島屋店です。レストラン街ではなく、通常フロアの5階にあるため穴場感もあり、10時から空いているので、甘味と共に軽食を食べるのにもおススメです。人気はあんみつとぜんざいで、10月から冬メニュースタートです。「あわぜんざい」が一番人気です。ちょっと一味違うものを食べたい方には、抹茶餡のタイプもあります。あんみつやあわぜんざいはテイクアウトやお取り寄せも可能です。
粟ぜんざいとは、もち粟をやわらかく蒸し、餅でつなぎ丸餅形にまとめ、熱いこし餡を覆うようにかけたものです。 プチプチと弾ける食感と、熱々のこし餡がマッチしたどこか懐かしい味です。今年は天候不順により、京都の粟は獲れず、岩手産の粟を使用しているそうです。
☆ソロ活しょこっと情報☆
おしることぜんざいの違いは、関東だと汁があるか無いかの違いですが、関西ではつぶがあるかないかの違いです。
- 月ヶ瀬 高島屋京都店
- 住所:京都市下京区四条通河原町西入ル真町52 髙島屋京都店5階
- 電話:075-221-8811
- 営業時間:10:00~20:00 (L.O.19:30)
- 定休日:無休(髙島屋京都店に準ずる)
- 料金:あわぜんざい 1100円
- アクセス:阪急京都線「河原町駅」下車、地下にて直結。
- 月ヶ瀬お取り寄せサイト
- 高島屋京都店バリアフリー情報
京都ならではの風景のベストショット!
【16:00】三年坂・産寧坂散策(見学約20分)
八坂の塔をバックに映るショットが有名な京都で1.2を争う撮影スポットです。
三年坂(さんねんざか)・産寧坂(さんねいざか)は八坂から世界遺産・清水寺に向かう参道の一部のことで、三年坂は二年坂から始まる石畳の坂道・階段で、長さ約100メートルあります。
三年坂の名称の由来は様々ありますが、「お産が寧か(やすらか)になるように」と祈願する為に坂を上ったことから産寧坂と言われるとか。また清水寺の参拝者が坂を上り、願いが叶うとお礼の為に再度坂を上ったことから再念坂と言われるとか。また、三年坂は転ぶと3年以内に死ぬ、または3年寿命が縮まるとも言われています。
周辺にはお土産物屋さんや料亭、甘味屋さんなども多く、いつも若い女性で賑わっています。
☆ソロ活穴場情報☆
三年坂からすぐにあるアーチストの高麗恵子がオーナーの高麗ギャラリーカフェの中庭は八坂の塔を見る穴場の場所です
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- 三年坂・産寧坂
- 住所:京都市東山区清水2丁目208-10
- アクセス:「清水道」バス停下車、徒歩3分
くくり猿が有名な縁結びのパワースポット!
【16:30】大黒山 金剛寺 八坂庚申堂(参拝約20分)
くくり猿で有名な八坂庚申堂は正式名は「金剛寺庚申堂」です。天台宗のお寺で、本尊は青面金剛で、大阪四天王寺、東京浅草寺とともに日本三庚申の一つです。八坂庚申堂は庚申信仰発祥の地と言われています。現在も庚申の日、護摩焚きやこんにゃく焚きなどの行事があります。
女性に人気の理由は、華やかなお手玉のようなくくり猿が、欲望のまま行動する猿の手足を縛ることで、わがままな欲を一つ我慢することで、願いを叶えてくれると言われています。お猿さんは庚申さんのお使いなので、本尊 青面金剛に願いを託します!
☆ソロ活うんちく☆
「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿は庚申さん(青面金剛)の使いとされ、境内のいたるところでその姿を見ることができます。入口の石塔にも発見!
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- 大黒山 金剛寺 八坂庚申堂
- 住所:京都市東山区金園町390
- 電話:075-541-2565
- 開門時間:9:00〜21:00
- 定休日:無休
- 拝観料:無料
- アクセス:京都市バス「清水道」下車、徒歩3分
ねね様没後400年を迎えた逆さ紅葉が美しい高台寺!
【17:00】高台寺(見学約30分)
1606(慶長11)年豊臣秀吉の正室、ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うために創建されました。小堀遠州作庭の池泉回遊式庭園(国指定史跡・名勝)には秀吉・ねねの居城、伏見城より一部を移築し堂宇として配置。幾度かの火災に遭い、現在表門、開山堂、霊屋と茶室・傘亭と時雨亭、観月台(いずれも重文)などが残っています。
見どころは何と言っても秋の紅葉の時期で、ねねの道、竹林、臥龍池が人気撮影スポットです。ライトアップもどこか温かみがあるところが、ねね様のお寺ならではかもしれません。
☆ソロ活穴場情報☆
ライトアップは21時終了が多い中、高台寺は21:30までなので、お食事後でも間に合います!
- 高台寺
- 住所:京都市東山区高台寺下河原町526
- 電話:075-561-9966
- 営業時間:9:00~17:00 ※夜間特別拝観期間は~21:30
- 定休日:無休
- 拝観料:大人 600円
- アクセス:市バス「東山安井」下車、徒歩約7分
- Youtube:ねねの道ライブ中継カメラ(京都市観光協会公式)
南禅寺の参道に面したお庭が自慢の旅館!
【18:00】南禅寺 八千代旅館(夕食・宿泊)
南禅寺の参道へ入ってすぐにある庭園レストランが人気のお宿です。
正面玄関の大き提灯が印象的な館内は、手入れされた坪庭と季節の花々がお客様を出迎えてくれます。館は本館と別館があり本館の客室からは稀代の作庭師、小川治兵衛の庭園や四季に彩られた東山が楽しめます。本館には庭園露天風呂がついてお部屋や、洋室もあり、別館には京唐紙が印象的な8~10畳のゆったりとした和室があります
庭園レストラン「湯豆腐 料庭 八千代」では、小川治兵衛のお庭を眺めながら京都・南禅寺名物の湯豆腐や旬の食材を使った京料理や、すき焼きなどが頂けます。八千代は安土桃山時代に御所に出入りを許された魚問屋として始まり、歴史を感じる小川治兵衛ゆかりの南禅寺で料亭と料理旅館を営むようになり、現在も京都の粋を守り続けています。
宿泊しなくても、レストランだけの利用も可能です。
- 南禅寺 旅館 八千代
- 住所:京都市左京区南禅寺福地町34
- 電話:076-771-4140
- アクセス:「武蔵ヶ辻・近江町市場」バス停から徒歩すぐ
- 料金目安: ・湯豆腐 料庭 八千代/京懐石弁当 雨月2,900円~、ミニ懐石、すきやき」7590円~、朝食2530円~※要予約
- レストラン予約は一休.comはこちら
【21:00】一日目ゴール!
2日目スタート!
【10:00】南禅寺 八千代旅館(夕食・宿泊)
近江町市場店は近江町市場館のB1階にあり、オシャレな外観で女性一人でも入りやすいお店です。金沢カレーの特徴は濃厚なルーと、その上に上には「カツ」が載っており、その上にソースがかかっていることです。チャンピョンカレーはこれに洋食店ならではの濃厚な旨味のルーが特徴です。代表的なメニューは「Lカツカレー」です。少し軽めを希望の人には、「チキンカツカレー」も人気です。サイドメニューもコロッケ、エビフライ、ウィンナーなどがあり、自分だけの一杯が作れます。
紅葉の時期三門と水路閣は絶景かな!
【10:10】南禅寺(見学約50分)
南禅寺(なんぜんじ)は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山の寺院です。1291年(正応4)亀山法皇の離宮を賜り、無関普門(大明国師)が開山。日本最初の勅願禅寺である南禅寺は、日本の禅寺の中では最も格式が高く、京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)より格上で、別格扱いを受けています。
国の重要文化財にも指定され、南禅寺のシンボルである三門や、禅の世界観を表現した方丈、レトロな雰囲気が漂う水路閣と見どころがたっぷり詰まった南禅寺。
見どころ1-三門は、江戸時代建築の重要文化財建造物。寛永5年(1628)、藤堂高虎が大坂夏の陣で戦死した家臣の菩提を弔うため寄進したと伝えられています。下歌舞伎の「楼門五三桐」で、石川五右衛門が「絶景かな」と見得を切ることで有名です。
見どころ2-水路閣は琵琶湖疏水の分線にある水路橋で1888年(明治21)完成しました。レンガ造りのローマ風アーチ型橋脚が東山の景観に溶け込んでいます。
見どころ3-方丈(国宝)は、大方丈と小方丈に分かれ、大方丈は御所の殿舎を、小方丈は、伏見城殿舎を移築したと伝えられています。小方丈の襖絵、狩野探幽筆「水呑の虎」は有名で、大方丈の前庭(名勝)は小堀遠州作で「虎の子渡し」と呼ばれ、江戸初期の代表的な枯山水庭園として知られています。
☆ソロ活うんちく☆
南禅寺の三門は、別名「天下竜門」とも呼ばれ、日本三大門の一つに数えられています。三大門の残り2つの門は、知恩院(京都府:写真)と久遠寺(山梨県)となります。
- 南禅寺
- 住所:京都市左京区南禅寺福地町
- 電話:075-771-0365
- 拝観時間:12/1-2/28 8:40~16:30、3/1-11/30 8:40-17:00
- 定休日:無休
- 拝観料:境内は自由 三門・方丈庭園 大人 各600円
- キャッシュレス決済不可
- アクセス:地下鉄東西線「蹴上」駅下車、徒歩10分
- 南禅寺公式instagram
京風カレーうどんの名店、日の出うどん!
【11:15】日の出うどん(飲食約30分)
加賀人形・加賀獅子頭・加賀八幡起上り等郷土玩具の専門店です。年賀記念切手の図案にも採用された「加賀八幡起上り」や「米食いねずみ」など,北陸を代表する郷土玩具を豊富にとり揃えています。
近江町いちば館地下にあるお店では、縁起物として人気の「加賀八幡起上り」絵付け体験ができます。お子様から体験可能で、お顔や模様を描くことができます。
- 日の出うどん
- 住所:京都市左京区南禅寺北ノ坊町36
- 電話:075-751-9251
- 営業時間:11:00~15:00
- 定休日:火曜日
- メニュー:特カレー 1,100円、とりカレー1,000円
- アクセス:京都市営地下鉄東西線『蹴上駅』より徒歩約16分
京都御所から移築された屋根付きの橋「橋渡」、泰平閣!
【12:05】平安神宮泰平閣(拝観約30分)
東神苑栖鳳池の中央付近を東西にまたぐ橋。京都御所にあった京都博覧会の建物を移築したものです。屋根は桧皮葺で、二層の楼閣の頂には西向きに青銅の鳳凰が。橋の上から池の生き物に餌をやることができます。
- 平安神宮神苑泰平閣
- 住所:京都市左京区岡崎西天王町
- 電話:075-761-0221
- 拝観時間:8:30~17:00
- 定休日:無休
- 拝観料:大人 600円
- キャッシュレス決済不可
- アクセス:地下鉄東西線「東山駅」下車徒歩10分
今宮神社門前名物、あぶり餅!
【13:20】あぶり餅 本家・根元 かざりや(拝観約20分)
玉の輿の神社として有名な、今宮神社の東門の門前にある「あぶり餅 本家・根元 かざりや」さんは、創業400年にもなるお茶屋さんです。串に刺した餅を炭火であぶるその餅には厄除け効果があると言われています。小ぶりの串に刺さった焼き上がったお餅に京都の白みそをベースにした秘伝のタレがついた素朴な味わいで、1人前の15本もペロリと食べることができます。3人前からお土産も可能です。
- あぶり餅 本家・根元 かざりや
- 住所:京都市北区紫野今宮町96
- 電話:075-491-9402
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:毎週水曜日
- メニュー:あぶり餅一人前 ¥600 一皿 (お茶付)
- キャッシュレス決済不可
- アクセス:市バス46「今宮神社前」下車すぐ