2023初詣にもおススメ🐇兼六園と21世紀美術館☆自然と現代美術を堪能ウォーキングコース
兼六園と21世紀美術館エリアは、金沢をはじめて訪れた人に必ず回ってほしい自然美と現代芸術の両方と金沢のこだわり和洋スイーツが、集中したエリアで堪能できるコースです。
日本三名園の一つ『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で三つ星として紹介された兼六園と、「まちに開かれた公園のような美術館」の21世紀美術館、石川県の伝統工芸の名品が見られる石川県立美術館。女性にご利益の多い金沢神社と石浦神社。こだわりの和洋のスイーツが頂けるはくいちカフェ、ルミュゼドゥアッシュ、古都美、つぼみなど、スイーツ店巡りも充実です。
スタート:A-兼六園桂坂口(13分/1.022㎞)→B-成巽閣(7分/0.627㎞)→C-金澤神社(5分/0.400㎞)→D-石川県立美術館(1分/0.142㎞)→E-ルミュゼドゥアッシュ 金沢店(0分/0.0㎞)→F-石浦神社(5分/0.400㎞)→G-金沢21世紀美術館(4分/0.362㎞)→H-金澤菓子 古都美(1分/0.157㎞)→ I-能作 本店(3分/0.257㎞)→ J-つぼみ⇒ゴール
◆約2.8㎞/約0時間35分(立ち寄り箇所時間約3時間分)/約3956歩/121カロリー(🍙0.81個) 女性35歳、身長160cm、体重50kg、歩幅72cmとして計測
春も夏も秋も冬もすべての季節で美しい名園!
【9:00】兼六園(散策約45分)
日本三名園として有名な兼六園は、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高ランクの三つ星を獲得しています。
広大な園内を廻遊しながらゆったり散策できます。今回は約500メートルを回る六勝バリアフリーコースを回ってみました。
見どころはあえて3点あげるなら、一つ目は兼六園のシンボル『徽軫灯籠』です。琴の糸を支える琴柱に似ている為に名づけられその繊細なたたずまいが世界でも人気です。
2つ目は、根上松です。地上に2mもせり上がった黒松の根は圧巻です。
3つ目は、花見橋です。4月には桜、5月にはカキツバタ、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の雪景を見ることができます。また年間定期的に行われるライトアップでは幻想的に彩られた庭園を見ることができます。
兼六園のほぼ中心部に位置する園内で最も大きな池です。面積は約5800m 2。栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島などの名勝がこの霞ヶ池の周辺に配置されています。
霞ヶ池の北岸にある兼六園のシンボルとされる代表する景観です。徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。
何かの原因で折れてしまい、石の上に片脚を乗せてバランスを保っている姿が不完全な美として海外でも人気となっています。
兼六園の中で唯一、兼六園の外を眺めることができるビュースポットです。
正面には、金沢市にある標高約140メートルの卯辰山、右側には、標高が約900メートルの医王山を見ることができます。
唐崎松は、第13代藩主斉泰(なりやす)が、滋賀県にある琵琶湖の湖畔にあった唐崎松から、タネをとりよせ育てたものです。
毎年11月に入ると、雪吊り(ゆきづり)が行われ、兼六園の唐崎松の雪吊りは、冬の訪れをあらわす風物詩となっています
11枚の石が、雁(がん)が列を成して飛んでいるかたちに見えることから、この名前が付いています。
また、この1枚の石はカメの甲羅にみえることから、亀甲橋というなまえでも呼ばれています。
七福神山は、別名「福寿山(ふくじゅさん)」と呼ばれ、七福神に見立てた7つの自然の石が置かれているスポットです。
日本で一つしかなかった天然記念物の兼六園菊桜の2代目です。一つの花に花びらが300枚以上つき、ちょうど菊の花のように咲くことからこの名で呼ばれています。
開花期は4月下旬から5月上旬までの約2週間。普通の桜と違って、濃紅、薄紅、白と色が移っていくのが特徴です。
中央に日本武尊像を、左に石川県戦士尽忠碑を据える明治紀念之標は、西南戦争で戦死した郷土軍人の霊を慰めるものです。
日本で最初に建てられた銅像といわれています。
根上松は、高さ約15メートルで、松の根が露出した大きなクロマツです。加賀藩の第13代藩主、前田 斉泰(まえだ なりやす)が育てたものです。
根が露出しても枯死せず生命力があるため、商売繁盛などにご利益があるとされています
擬宝珠(ぎぼうし)の欄干がある木橋。橋から見る花の眺めがすばらしいことから、この名前がつきました。
花の季節になると、緩やかに流れる曲水に沿って、春は桜、カキツバタ、サツキ、ツツジ、夏の緑陰、秋の紅葉、冬の雪景と四季折々美しい景色が眺められます。
☆ソロ活おすすめ情報☆
兼六園は結婚写真など前撮りで撮影の方に人気のスポットです。特に人気の場所ベスト5
・徽軫灯籠
・唐崎松
・雁行橋
・花見橋
・夕顔亭
昼ははもちろん、夜や雪の季節も幻想的です。
- 兼六園
- 住所:金沢市丸の内1番1号
- 電話:076-234-3800
- 営業時間:3月1日~10月15日7:00~18:00 /10月16日~2月末日8:00~17:00
- 定休日:年中無休(時雨亭除く)
- 入園料:320円 ※65歳以上無料
- キャッシュレス決済可
- アクセス:JR「金沢駅」から「兼六園・小立野方面行」・「兼六園下・金沢城経由」のバス「兼六園下・金沢城」下車、徒歩5分
- YouTube石川県土木部公園緑地課兼六園ライブカメラ
庭園眺めながらの金箔ソフトクリーム!
はくいちカフェ-兼六園店(飲食約15分)
はくいちカフェの中で、人気No.1は「金箔のかがやきソフトクリーム」です。北陸新幹線開通に合わせて数量限定で販売したところ、テレビで取り上げられ人気が爆発。それ以来続くヒット商品です。価格は、社名と語呂を合わせ、891円(はくいち)とちょっとお高めですが、びっくりするほど金箔が乗っているので、その価値はありです。
- はくいちカフェ-兼六園店
- 住所:金沢市兼六町 2-10
- 電話:076-260-0891
- 拝観時間:9:00~17:00
- 定休日:1月1日、水曜日
- メニュー:金箔のかがやきソフトクリーム 891円
- キャッシュレス決済可
- アクセス:「兼六園下・金沢城」から徒歩1分
- 箔一公式オンラインショップ
大名書院造りと数奇屋風書院造りの二つの様式を持つ加賀前田藩の奥方御殿!
【10:05】成巽閣(せいそんかく)(見学約20分)
成巽閣は、文久3年 (1863)加賀藩前田家の奥方御殿として兼六園に造営されました。風格ある大名の書院造りと雅趣に富む数奇屋風書院造りの二つの様式を持つことが特色です。
見どころは、
一つ目は群青の間で、フランスから輸入されたウルトラマリンブルーの群青色を用いた和洋折衷な空間になっています。
2つ目は、謁見の間の花鳥欄間です。檜の一枚板を透彫し、材には色漆、壁は金砂子の貼壁、障子の腰板には花鳥の絵が施された華麗で鮮やかな色合いが特色です。
3つ目は、松の間にある外からの光を受けて綺麗に発色される小鳥の絵が描かれたオランダ渡りのギヤマンです。
- 成巽閣(せいそんかく)
- 住所:金沢市兼六町1番2号
- 電話:076-221-0580
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:水曜日、年末年始
- 入館料:700円
- アクセス:「県立美術館・成巽閣」下車、徒歩1分
金沢の菅原道真を祀ったパワースポット金澤神社!
【10:30】金澤神社(参拝約20分)
寛政6年(1794)、加賀藩藩校の鎮守として兼六園そばに創建された神社で、パワースポットとして知られています。
主祭神は、学問の神様である菅原道真。そのほか相殿には白蛇竜神、白阿紫稲荷大明神には商売繁盛の神様である白阿紫稲荷大明神が祀りされています。
また金城霊澤(きんじょうれいたく)には芋掘藤五郎がこの湧き水で芋を洗ったところ砂金が出たという伝説があり、金運のパワースポットとして有名です。
御朱印
金箔としおり付きの高級感のある御朱印です。
- 金澤神社
- 住所:金沢市兼六町1-3
- 電話:076-261-0502
- 拝観時間:境内自由
- 定休日:無休
- アクセス:「県立美術館・成巽閣」下車すぐ
観光客には嬉しい年末年始以外無休の美術館!
【10:55】石川県立美術館(見学約30分)
色絵雉香炉などの国宝、九谷焼・加賀友禅など石川県の伝統工芸品、石川県にゆかりのあるアーティストの作品、加賀前田家に関連する絵画などが、展示している美術館です。
見どころは、特に野々村仁清作の国宝「色絵雉香炉(いろえきじこうろ)」は必見です。その他、徳川家光の養女・阿智子が、加賀藩主に嫁いだ時の持参品「吉光」や、加賀藩お抱えの名工・兼若の刀、江戸時代に作られた古九谷など、石川県ならではの美術・工芸品です。
☆ちょこっとお得情報☆
毎月第1月曜日は観覧料は無料です!
- 石川県立美術館
- 住所:金沢市東山1-25-4
- 電話:076-231-7580
- 営業時間:9:30~18:00
- 定休日:年末年始
- 入館料:370円
- アクセス:「県立美術館・成巽閣」下車すぐ
- 石川県立美術館公式YouTube
県立美術館にある辻口博啓パティシエのカフェ!
【11:30】ルミュゼドゥアッシュ 金沢店(買物約15分)
石川県立美術館のエントランスホールにあるガラス張りのカフェは、七尾市出身の世界的パティシエ辻口博啓氏がプロデュースするカフェです。
大きなガラス張りの店内は緑が光が差し込み、幻想的な落ち着いた空間です。地元食材をたっぷり使ったオリジナルスイーツが味わえます。
何より便利なのは、美術館休館日にも利用が可能で、贈答用・お土産用の焼き菓子やバウムクーヘンの箱の並ぶコーナーがあり、そこで一番人気のバウムクーヘンやYUKIZURIの購入が可能です。
特におすすめはバウムの中でも金沢らしい「能登金時のバウム」は、しっとりしていて、はちみつがきいた中にお芋風味もあり、洋の中に和が溶け込んでいる味わいです。
- ルミュゼドゥアッシュ 金沢店
- 住所:金沢市出羽町2-1県立美術館内ロビー
- 電話:076-204-6100
- 営業時間:無休※美術館閉館時も営業
- 定休日:年中無休
- 入園料:320円 ※65歳以上無料
- キャッシュレス決済可
- アクセス:「県立美術館・成巽閣」下車すぐ
- YUKIZURI公式オンラインショップ
縁結びで有名なパワースポット!
【11:50】石浦神社(参拝約20分)
金沢21世紀美術館のある広坂(兼六園真弓坂)にある石浦神社は縁結びにご利益のあるパワースポットです。
古墳時代の西暦547年に創建された金沢で最も古い神社です。
恋愛成就・縁結びの他にも安産、結び、家内安全、厄除など、女性に嬉しいご利益が多くある万能な神社です。
見どころは、すし塚や逆さ狛犬、花手水などがあります。お守りでは烏帽子を冠ったゆるキャラ「きまちゃん」や、水玉模様のカラフルなお守りやが大人気です。
☆ちょこっとうんちく☆
公式キャラクターの「きまちゃん」は、名前の由来は『何事も丸く決まるよう、誰もが笑顔になりますよう」がモットーで犬とうさぎのハーフです。境内や街中に出没します。
御朱印
御朱印は通常版と季節限定、境内にある広坂稲荷、玉泉院天満宮、欠原菅原神社のものと各種あります。
- 石浦神社
- 住所:金沢市本多町3丁目1-30
- 電話:076-231-3314
- 営業時間:参拝自由※祈祷受付9:00~16:00
- 定休日:無休
- 拝観料:無料
- アクセス:広坂・21世紀美術館(石浦神社前)下車すぐ
五感で楽しむ丸い美術館!
【12:15】金沢21世紀美術館(見学約45分)
「まるびぃ」の愛称で親しまれている「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトに子供から大人まで五感で楽しめる美術館です。大きな円形の建物の周りを囲むように、無料で触れて遊べるアート作品が展示されてるのが特徴です。
ミュージアムショップやレストランがある交流ゾーンは、基本的に無料で利用することができ、美術館外にある遊具やアートや作品が並ぶエリアも無料です。
☆ソロ活インスタ映えおすすめポイント☆
一つ目が美術館を象徴するレアンドロ・エルニッヒ作のスイミングプールです。上からと下から作品を眺めるとのでは、まったく違った景色を楽しめるのが特徴です。
☆ソロ活インスタ映えおすすめポイント☆
2つ目はうさぎチェアです。SANAAがデザインしたうさぎチェアはウサギの耳のような形をした椅子がズラッと並ぶ光景がインスタ映えと人気です。
☆ソロ活インスタ映えおすすめポイント☆
3つ目が開館10周年で作られた屋外オブジェ周りの景色を映し出す鏡のため、季節ごとに景色が違います。
- 金沢21世紀美術館
- 住所:金沢市広坂1-2-1
- 電話:076-220-2800 (代表)
- 営業時間:展覧会ゾーン10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
- 定休日:月曜日
- 入園料:無料 ※展覧会ゾーンのみ個別に設定あり
- キャッシュレス決済可
- アクセス:「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」にて下車すぐ
- 金沢21世紀美術館公式YouTubeチャンネル
チーズケーキを水羊羹で挟んだチーズクッキーサンドが人気の金澤菓子 古都美!
【13:05】金澤菓子 古都美(買物約15分)
21世紀美術館の隣にある石川県の地元の素材をいかしたアイデアあふれるお菓子屋さんです。人気商品はチーズケーキを水羊羹で挟んだ「チーズケーキクッキーサンド」と、金沢城の石垣をイメージした作られたクッキーの「古都の菓」で、金沢の名所にちなんだ6色・6つの味が楽しめます。
カフェも併設していて、日本を代表する伝統工芸・南部鉄器の急須など。菓子を際立たせる和モダンな器使いも大人心をくすぐります。
- 金澤菓子 古都美
- 住所:金沢市広坂1丁目2-27
- 電話:076-222-5103
- 営業時間:11:00〜17:30 ※土日祝のみ営業
- 定休日:月~金曜日
- おすすめメニュー:チーズケーキクッキーサンド 3個入り 1350円
- キャッシュレス決済可
- アクセス:「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」にて下車、徒歩2分
- kotomiオンラインショップ
日本の伝統工芸 蒔絵体験!
【13:20】能作 本店-体験・和雑貨(体験約60分~)
創業200年の漆・漆器の老舗、能作(のさく)では、金沢漆器・輪島塗・山中塗りなど石川県内の漆器を中心に幅広い品揃えで、有名作家の作品から普段使いまで揃います。手軽なお土産として、カトラリー(カレー用のスプーンや和菓子のフォーク)、ぐい飲みなどがあります。
能作では日本の伝統工芸蒔絵体験ができます。下絵の描かれた漆の盆に彩色し、金粉等を蒔く蒔絵体験です。代用漆を使用しているのでかぶれる心配はありません。
- 能作 本店
- 住所:金沢市広坂1-1-60
- 電話:076-263-8121
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:無休
- 体験料:蒔絵体験 90分 3300円
- キャッシュレス決済可
- アクセス:城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「香林坊」バス停から徒歩約4分
- 能作オンラインショップ
老舗料亭が営む風情ある和カフェ!
【14:25】つぼみ(甘味飲食約30分)
金沢市柿木畠にある甘味処『つぼみ』は、本店の「料亭 穂濤」は2年連続ミシュラン2つ星を獲得している名店同様、素材にこだわった風情ある和カフェです。
おススメは吉野産の本蕨と本葛にこだわった、黒蜜で頂く本蕨もちと本葛きりです。人気メニューは葛きり 黒みつ 吉野産本葛粉、生完熟あまおう 氷、名物くずきり&抹茶みぞれぜんざいセットなど、すべてに加賀棒茶が付くのも嬉しい限りです。
- つぼみ
- 住所:金沢市柿木畠3-1
- 電話:076-232-3388
- 営業時間:11:00~18:00
- 定休日:水曜日
- おすすめメニュー:本葛きり 黒みつ 吉野産本葛粉(加賀棒茶付き)880円
- キャッシュレス決済可
- アクセス:北鉄バス「香林坊」または「広坂」停留所下車、徒歩5~7分